注文住宅を購入する上で、信頼できる営業マンに出合うことは非常に大切です。
担当の営業マンが良くなければそもそも契約するのを躊躇してしまいますよね。
逆に、営業マンが信頼できる人であれば、メーカーはそれほど気に入ってなくても、人が決め手となり契約することもあるかと思います。
それほど、ハウスメーカーで家を建てるうえで営業マンは大切な要素と言えます。
しかし、「この人から買いたい!」と思える営業マンに出合えることは簡単ではないですよね・・・
ここでは、信頼できる住宅ハウスメーカーの営業マンの見極め方について取り上げます。
これは基本、人柄の良さ
営業マンの人柄の良さは大切です。
人生で一回きりの高額の買い物を、人間的に魅力のない人から買いたくないですよね。
ですが、営業マンは基本的に表と裏の顔があるので、人柄の良さを見分けるのは難しいかもしれません。
ポイント
おすすめは、一人の営業マンと何度か打ち合わせをすることです。
打ち合わせを重ねるごとに、営業マンの人柄がわかってきます。
営業マンの本性が垣間見れる瞬間が来るので、その瞬間を見逃さないようにしましょう。
私の経験上、大体2回くらい長めの打ち合わせをすると本性がわかります。
中々いない、顧客思いであること
ハウスメーカーの営業マンは
「お客様の夢をかなえます」
などとあたかも顧客思いであるかのようなことを言いますが、本当に顧客思いの営業マンは少ないのが現実です。
顧客思いであるかどうかが分かる場面は大きく分けて二つあります。
- 資金計画を立てる場面
- 契約するか悩んでいる場面
資金計画を立てる場面から見ていきます。顧客思いであるかどうかは、
ポイント
無理な資金計画でも計画を進めようとするかどうかで判断することができます。
例えば、
頭金が0でも若いからローンが多くても大丈夫ですよ。
夫婦共働きならローンの支払いが多くても何とかなりますよ。
などと、本格的なシミュレーションもせずに、精神論で資金面は問題ないと判断してくる営業マンは注意が必要です。
逆に、ローンを組んでも本当に生活できるかを心配してくれるような営業マンが信頼できる営業マンと言えるでしょう。
また、契約の段階に進んだ時に、営業マンが顧客思いかどうかよくわかります。
一例ですが、契約をするのを悩んでいると、
「今決めないと一生決められない!」
「契約できない理由がどこにあるのですか?」
などといって、早く契約をするよう迫ってくる営業マンは多いです。
このような営業マンは自分のことしか考えていないので避けた方が無難でしょう。
仕事の経験のみならず、人生経験が豊富であること
ある程度大手のハウスメーカーになると、営業マンが間取りなども考えるところが多いようです。
間取りの基本を考えるのが、営業マンであるならば家を建てた経験が豊富であることは必須の条件ですよね。
住宅展示場に行くと、比較的若い独身の男性営業マンがいることが多いですが、
そんな営業マンに、主婦の悩みや子育ての悩みを解消する間取りを考えることって不可能ではありませんか?
理想として、
- 結婚をしていること
- 子育てを経験していること
この二つを満たしている営業マンであれば、それなりに実生活に伴う問題点などを身をもって経験しているので、
暮らしやすい家の提案をしてくれる可能性が高くなると思います。
役職についていること
役職についていること。
これはおまけのようなものですが・・・
何が良いかと言うと、
- 役職についているということは、それなりに実績がある点
- 値引き交渉がスムーズに行く点
などのメリットが考えられます。
という人より、家を多く手掛けてきた営業マンの方が何かと安心です。
「店長クラス」や「係長クラス」の営業マンであればそれなりに優秀な営業マンである可能性があるので
経験が少ない営業マンだとこちらが質問すると、「確認してきます。」
と確認作業が多く、話が進みません。
経験豊富な営業マンであれば、商品知識なども豊富などの大抵の質問には即答できます。
その他にも、経験や実績のある役職つきの営業マンであれば、
ある程度の決定権があるので、値引額に期待できるというメリットもあります。
設計の提案力のあること
ハウスメーカーでは、契約する前は営業マンが間取りを考えたり
まとめ
信頼できるハウスメーカーの営業マンの条件について取り上げました。
ハウスメーカー選びに熱心になってしまって、営業マン選びをおろそかにしてしまっていた方は、一度理想の営業マンについて思いを巡らせるのもよいのではないでしょうか。
まだ打ち合わせの回数が少ない人は、「この人から家を買いたいか?」という視点で営業マンを見てみることをおすすめします。
契約後に態度が急変する営業マンもいるので、営業マン選びは大切ですよ。