ハウスメーカーの断り方で押さえておきたいコツをまとめてみた
新築の注文住宅を建てるに当たり、人生に一度の大きな買い物ですので、様々なハウスメーカーや工務店に話を聞く人が多いのではないでしょうか。
注文住宅で複数のハウスメーカーから見積もりを取る相見積もりには、次の3つのメリットがあります。
・ハウスメーカーや工務店ごとで異なるコンセプトやサービスを比較できる
・建設費用で比較し、自分が納得できる価格や予算の注文住宅を建てられる
・少しでも条件が良くて信頼できるところに依頼できる
何社かと話をしたり見積もりを取ってもらったりするのは基本ですが、他社の営業マンに何と言って断れば良いのか悩んでいる方は少なくありません。
相手を傷つけることなく、更に自分も嫌な思いをせずに契約をしないハウスメーカーを断りたいと考えるのは当然のことですね。
このページではハウスメーカーの断り方で押さえておきたいコツをいくつか挙げていますので、是非一度実践してみてください。
濁した断り方をするのはNG
ハウスメーカーと何度か顔を合わせて打ち合わせを行っていた分、どうしても断りにくいと感じるのは仕方がありません。
だからと言って、下記のように濁した断り方をするのはNGです。
・今はまだ検討している最中ですのでまた今度にしてください
・予算がオーバーしそうなので購入しようか迷っています
・他社からの提案も気になっているのでもう少し待ってください
・今は主人がいないのでちょっとわかりません
曖昧な断り方をしていると、ハウスメーカー側は「まだこのお客さんは脈がある」と考えて営業や売り込みが続きます。
他社と比較して契約する気のないハウスメーカーは、見積もりを取ってもらった後でも曖昧な表現を避けてキッパリと断るのがコツです。
断ることを過剰に申し訳ないと思う気持ちはわかりますが、注文住宅の営業は見積もりを出してもらった後でも契約に至る確率は3割程度だと言われています。
つまり、営業マンにとっては契約が成立するよりも断られる方が遥かに多いため、お客さんから断られて必要以上にショックを受けることはありません。
申し訳ないからといって濁すと契約をもらえないのに無意味なアプローチを続ける結果になりますので、ハウスメーカーの営業マンには毅然とした態度で断りましょう。
契約できない明確な理由を与える
ハウスメーカーの営業活動に対して、「ちょっとしつこいな~」と感じている人は少なくありません。
ハウスメーカーや工務店で違いはありますが、ほとんどの営業マンは上司に対して次の報告が義務付けられています。
・訪問件数
・打ち合わせをした数
・電話件数
・アポイント数
・イベント誘致数
・展示場誘致数
・チラシ配布数
最終的に契約を取るのが目的ですので、脈がないと感じているお客さんにも積極的にアプローチするわけです。
ハウスメーカーの営業マンに断りの電話を入れないと継続的に営業が続きますので、契約できない明確な理由を与えましょう。
その方法は訪問や電話は必要ないと意思表示したり、予算がオーバーしていることを伝えたりと何でもOKです。
アプローチを辞める理由ができると、ハウスメーカー側は自然と引き下がっていきますよ。
ただし、予算の問題で断ると、「○○○の予算であればウチで建てられますよ」と更にアプローチしてくることがありますので、相手がギブアップするまで取引相手にならないと柔らかく伝えてみてください。
その会社の良かったところを伝える
ハウスメーカーの営業マンも人間ですので、お客さんから怒られるような口調で断られると嫌な気持ちになります。
相手に対しても失礼ですので、その会社の良かったところを伝えながら契約できないと告げるのが理想的なハウスメーカーの断り方です。
下記のように真摯な態度で相手に対する感謝と評価を表明して断ると、営業マンはもう食い下がることができなくなります。
・「○○○さんの提案には興味を持ちましたし、素晴らしいと思いました。あなたの行動や熱意にはとても感謝していますが、慎重に検討した結果、他社の提案に惹かれています。他社との打ち合わせの時間を確保したいので、○○○社との時間を取ることができません。今まで本当にありがとうございました。」
ここまで誠意を持って断ったのにも関わらず、しつこく営業を続けるようなハウスメーカーはありません。
電話やメールで断る
「ハウスメーカーを断る時は直接会って話すのが礼儀」とイメージしている方はいます。
確かに、電話やメールを使って断るのは何か素っ気ない感じがしますよね。
しかし、ハウスメーカーの営業マンと直接会って断るのは、逆に迷惑がかかりますので注意しましょう。
営業マンは一度に注文住宅の購入を検討する複数のお客さんに対応しているため、契約の見込みのない人と会う時間はありません。
自分たちのためにわざわざ時間を作ってくれたのにも関わらず、「今日は断ろうと思って伺いました」と直接告げるのは失礼です。
そのため、契約する気のないハウスメーカーを断りたい時は、電話やメールを使いましょう。
電話やメールで契約できない理由をはっきりと伝えていれば、ハウスメーカーの営業マンは自分から引き下がってくれます。
場合によっては断る理由に対してオプションをつけたり値下げしたりといった提案をされることがありますので、そういった時は次のように電話で告げるべきです。
・最初から値切りの対応をして欲しかったです
・もう他社と契約してしまいました
メールで断る時は、別のハウスメーカーを選ぶ明確な理由を文面にしてみてください。
嘘でも他のハウスメーカーと契約したと伝える
注文住宅を売ることに必死で、中々こちら側の事情を聞き入れてくれないハウスメーカーの営業マンはいます。
円満解決したいと考えていても、「もう放っておいて欲しい」と感じるほどしつこい営業は決して少なくありません。
そのような時は嘘でも良いので、他のハウスメーカーと契約したと伝えましょう。
他のハウスメーカーと契約したことがわかれば、一発で営業は止まります。
「差し支えなければどのハウスメーカーと契約されたか教えていただけませんか?」と聞かれることはありますが、嘘をついても調べられてバレることはありません。
申し訳ないと感じる人はいますが、既に契約した旨を伝えるのはかなり強力なハウスメーカーの断り方です。
タウンライフ家づくりを利用するならハウスメーカーの正しい断り方を心得ておこう
タウンライフ家づくりは、あなたの希望に合う注文住宅のプランを複数のハウスメーカーや工務店から提案してもらえるサービスです。
一括で全国の優良企業に資料請求を依頼できるのは便利ですが、複数の会社から電話やメールがかかってきます。
つまり、タウンライフ家づくりを利用するのであれば、上記で説明したようにハウスメーカーの正しい断り方を心得ておかないといけません。
その知識さえあれば様々な条件で比較して自分に合う住宅注文会社を見つけられますので、是非一度タウンライフ家づくりを利用してみてください。
まとめ
どうやってハウスメーカーの営業マンを断れば良いのか、具体的な方法についておわかり頂けたでしょうか?
営業マンは注文住宅を売ることに必死ですので、「はっきりと断る」「契約できない明確な理由を与える」「電話やメールで告げる」といった断り方を実践すべきです。
感謝の気持ちを伝えていれば仮に断っても相手が嫌な気持ちになることはありませんので、契約する気のないハウスメーカーには早めに断りの電話やメールを入れてください。